『サンゲツグループ×乃村工藝社共創プロジェクト』に参加しました

サステイナブルな未来のために、心地よい学校空間を提案

「空間創造」と「よろこび」を軸に、社会課題を考える

　クレアネイトが属するサンゲツグループと株式会社乃村工藝社は「空間」を通じて社会課題の解決を目指す共創プロジェクトを進めています。その一環として未来を担う子どもたちが過ごす教育空間に焦点を当てた取り組みを実施しました。

　名古屋市立山吹小学校の子どもたちと共に理想の学びの空間について考えるワークショップを開催し、子どもたちのアイデアや希望を詰め込んだベンチを制作しました。これは、壁紙製造の際に使われる紙管や、廃番となった椅子生地を活用したアップサイクルのベンチです。今回、この紙管を当社から提供させていただきました。

　２０２４年11月12日（火）には、同校の図書室にてベンチのお披露目会を行いました。ベンチの名称は、児童から寄せられたアイデアの中から「みんなの虹色ドーナツ」に決定し、当日はこうしたネーミングコンテストの表彰式を行ったほか、紙管や壁紙サンプルといった廃材を活用した工作やアートを紹介しました。

アップサイクルベンチ「みんなの虹色ドーナツ」制作

　同校の学びのスタイルに添い、子どもたちの想いを取り入れたベンチを制作し、図書室に設置しました。座面にはクッション性のある柔らかな素材を使用し、「リラックスしたい」という子どもたちの希望を叶えるとともに、図書室の内装と調和するカラーと柄の椅子生地をコーディネート。円の内側を向いたり外側を向いたり、中に入ったりと、子どもたちの心が趣くままのスタイルで読書を楽しむことができます。円は8つのピースで構成されており、自由にレイアウトを変えることができます。なお、側面には当社が壁紙製造で使用した紙管約100本を再利用し、座面にはサンゲツで廃番となった椅子生地を使用したサステイナブルなベンチです。